2025年市川市の新人大会【最新版】

2025年市川市の新人大会の結果をまとめた記事です。

新人戦とは1-2月に行われる5年生以下(新6年生)の大会です。次年度の強いチームを見つける指標として役立ちます。

Information

本記事は市川市バスケットボールU12部会の公開記事をもとに作成しています。

新人大会の勝ち上がり構造

2025年の市川市新人大会は、男子と女子で進行方法が大きく異なるユニークな構成が特徴です。特に女子大会は、ディビジョン制を活かした複雑かつ見ごたえのある勝ち上がり方式が採用されており、各チームの実力がじわじわと浮き彫りになっていきます。

大会全体を通じて、「次年度の勢力図」がうっすらと見えてくる感覚があり、保護者にとっても注目すべき内容が盛りだくさんです。

特徴①3つのディビジョンでそれぞれ1位がある

女子大会は、約30チームを3つのディビジョンに分けて開催されます。それぞれのディビジョンで独立した戦いが繰り広げられ、ディビジョンごとに「優勝」と「準優勝」が表彰される仕組みです。

大会が進行する中で、各ディビジョンのトップチームたちによる“ディビジョンシード決定戦”が行われ、結果として「市川女子ミニバスの中核を担う勢力」が見えてきます。

また、これにより単なる一発勝負ではなく、各チームの底力や安定感までもが評価される大会構成となっています。

シードチーム決定戦が事実上の優勝にゃ

特徴②ディビジョン優勝になるにも3回のステージがある

それぞれのディビジョンで頂点に立つには、3段階の厳しいステージを勝ち抜かなければなりません。

まず、10チーム前後で構成された予選リーグが開催され、ここで上位2チームに入ることが第一関門。その後、勝ち上がった6チームが1回限りの“決勝1次トーナメント”で直接対決を行います。

勝者のみが、最終ステージである“決勝2次リーグ”へと駒を進めることができます。このノックアウトの構造が、試合ごとの緊張感とドラマを生み出しています。

決勝1次トーナメントという名前がわかりづらいにゃ。1回だけのノックアウト方式にゃ

特徴➂決勝2次リーグでディビジョン優勝が決定

最後のステージでは、3チームによる総当たりのリーグ戦が行われます。ここでは、勝敗によって順位が決まり、それぞれ「優勝」「準優勝」「3位」が確定します。

このラストステージが、実質的に“ディビジョンの王者”を決定する場となり、1試合ごとの重みが極めて大きいのが特徴です。

それぞれのディビジョンで王者が決まるこの構造は、エリアごとの勢力図を丁寧に浮き上がらせ、保護者としても見応えのある内容となっています。

成功体験という意味ではありだと思うにゃ

男子大会は予選リーグ1回と決勝トーナメントのシンプル構造

一方で、男子大会は非常に明快なトーナメント構成が魅力です。まずは予選リーグでしっかりと力を見せつけ、勝ち上がったチームがそのまま決勝トーナメントへと進出します。

余計な複雑さがないため、「一発勝負の怖さ」と「勝負強さ」がそのまま結果に現れるシンプルな戦いとなっています。

男子新人戦の大会構造


【女子】2025年市川市の新人大会

女子の新人大会は、先述のとおり3ディビジョン制で進行。約30チームが参加する規模感と、多層的な勝ち上がり構造が組み合わさることで、見ごたえのある戦いが繰り広げられました。

試合を重ねるごとに、どのエリアのチームが頭ひとつ抜けているのか、その輪郭がじわじわと浮かび上がってくる。まさに、次年度の市川女子ミニバスの“勢力図”を占ううえで、注目すべき大会でした。

過去の大会結果

ここ数年の新人大会では、ディビジョンの顔ぶれが毎年のように変化しています。

年度1位2位ベスト4シード対象のベスト6
2025年百合台MBC鬼高ミニバス冨貴島MBC
中山MBCスポーツ少年団
市川小MBC
信篤MBC
2024年百合台MBC中山MBCスポーツ少年団平田MBC
行徳MBC
宮久保MBC
曽谷MBC
2023年百合台MBC八幡小MBC鬼高ミニバス
冨貴島MBC
宮久保MBC
行徳MBC

2025新人戦結果(女子)

注目ポイント

  • 2023年に続いて3年連続で百合台MBCが勝利するも、2025年の新人戦は僅差による勝敗が多い
  • 百合台MBC中山スポーツ少年団に加えて、鬼高ミニバスケットボールクラブ、冨貴島MBC、市川小MBCが上位争いする可能性
  • 決勝一次トーナメントで敗退した幸MBC(百合台MBCに2点差で敗北)、行徳MBC(市川小MBCに1点差で敗北)はシードチームとの僅差による敗北でした

春までの成長がどうなるかで、春大会では大きな番狂わせもありそうにゃ

ベスト8チームの得点・失点・得失点(女子)

指標においては4位の中山MBCスポーツ少年団が好成績を残しています。くじ運がよかったわけではありませんでした。百合台MBCと予選リーグで1回(33-14で勝利)、決勝2次リーグで1回(22-24で敗北)対戦しています。

その中でこの好成績を残したことは持っている実力は順位よりも高いのかもしれません。

ちなみにこの中山スポーツ少年団に3点差の僅差で敗北した市川小MBC(2位の鬼高には決勝2次リーグで2点差負け、予選リーグでは4点差負け)もなかなか楽しみなチームかもしれません。

市川市1試合当たり得点(2025年新人戦女子)
市川市1試合当たり失点(2025年新人戦女子)
市川市1試合当たり得失点(2025年新人戦女子)

【男子】2025年市川市の新人大会

男子の新人戦は、女子と比べて構造がシンプル。その分、各試合の重みが大きく、どのチームにも「一発勝負のドラマ」が待っています。

トーナメントらしい緊張感のなかで、選手たちは限られた時間で自分たちの力を出し切る必要がありました。

また、男子大会では個の力がより色濃く出やすく、スター選手候補がいち早く注目される舞台にもなっています。「この子は来年のエースになるかも…」という視点で試合を見ると、よりワクワク感が増す構成でした。

過去の大会結果

過去の男子新人大会を振り返ると、優勝チームが翌年の市内大会でも上位に入る傾向が強く、「新人戦の結果がそのまま次年度の勢力図につながる」といっても過言ではありません。

いわば新人大会は、「中長期的なチーム力の兆し」を捉えるうえで欠かせない重要なイベントといえるでしょう。

年度1位2位ベスト4ベスト8
2025年八幡小MBC宮久保MBC鬼高ミニバス
宮田MBC
塩焼ミニバス
南行徳MBC
若宮MBC
大野MBCボーイズ
2024年南新浜MBC八幡小MBC宮久保MBC
国府台MBC
塩焼ミニバス
若宮MBC
南行徳MBC
大柏MBC

新人戦結果(男子)

2025年大会では、全体的に得点力が高いチームが上位に進出する傾向が見られました。

注目ポイント

  • 男子は八幡小MBCと宮久保MBCの2強が中心となり、攻撃力で他をリードする展開でした。
  • 鬼高ミニバスと宮田MBCもタフな試合をこなし、予選・決勝Tともに高い集中力を維持して戦いました。

2025年は上位チームの顔ぶれがかわりそうにゃ

ベスト4チームの得点・失点・得失点(男子)

市川市1試合当たり得点(2025年新人戦男子)
市川市1試合当たり失点(2025年新人戦男子)
市川市1試合当たり得失点(2025年新人戦男子)

千葉県内の他地域の新人戦情報

市川市だけでなく、県内の他エリアでも熱戦が繰り広げられています。たとえば、船橋・松戸・千葉市などではそれぞれに特色ある大会形式や注目チームが存在し、県全体の勢力図を俯瞰するうえで見逃せない要素です。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です