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【U10】フレッシュ ミニバス

リズムとディフェンスを意識した練習なら個人スキルは試合で使える

いまや小学生でレッグスルーやバックチェンジ、ビハインドなどの個人スキルができる子どもが増えています。筆者が子どもの頃の約30年前は情報の少ない中で個人スキルを練習していたら監督に「そんな小細工はいらん!スピードで抜け!」なんてよく言われていました。

だが今は時代が違います。バスケットボールはトッププレイヤー達によって進化し続けています。小学生の間は『まだできない』で許されますが、中学生になったとたんに『まだできない』は通用しなくなっていきます。U10世代から個人スキルを正しく練習すれば中学生になっても通用する選手になれるはずです。

NBAのトッププレイヤーたちはドリブルスキルに磨きをかけて観客を魅了する様々なテクニックでディフェンスを抜き去り、パワフルでトリッキーなシュートでゲームを盛り上げています。

有料のメディアではなくYouTubeなどで簡単に子ども達にも海外の情報が入ってくる時代になった今、新しい情報を比較的捉えやすい若い世代のコーチがいるチームは『個』のプレイのない『集』だけのチームではなく、『個』のプレイが詰まった『集』のチームへと進化しています。

身体能力に頼らない『個』の重要性

ミニバスの試合で活躍するのは『足が速い』と『身長が高い』の2つでした。ですがこれに頼り個人スキルを重要視せずにいると、『速さ』と『身長』に頼って育った子ども達は年齢が上がれば上がるほど、オフェンスがワンパターンになり、相手の『ディフェンスレベルが上がった』、『身長の差が縮まった』とたんに通用しなくなってしまう。いわば中高生で『行き詰まる』子どもになってしまいます。小学生の時は簡単に抜けた相手もテクニックのないスピードだけでのドライブでは抜けなくなってしまうんです。そうならないために小学生のうちから効果的な正しい個人スキルを身につけましょう。

足の止まったレッグスルーの練習は意味がない

まずディフェンスを目の前にして次につながらない足の止まったレッグスルーを練習しても、ただディフェンスの前で踊っているだけです。レッグスルーはディフェンスをけん制する意味もありますが、それだけでは相手を抜く経験を養わなければ効果がないと思っていいでしょう。ではどのようなレッグスルーの練習が結果的に試合で使えるのか。それは足を動かしながらレッグスルーを練習しなければいけません。

U10世代おすすめ練習メニューレッグスルー
・足を動かしながらレッグスルーをする
・レッグスルーの後に前後左右に移動をする
大事なのはレッグスルーをした後どうするか。右に行くのか後ろに下がるのか。ディフェンスの動きをしっかり見てとっさの判断でどの方向にも移動できるようにしましょう。

本場アメリカでは足を止めてのドリブル練習はほとんどしません。止まった状態でのレッグスルーが出来ない子でさえも最初から足を動かして練習をしています。



参考動画:アメリカのバスケットボールクリニック スキルファクトリーでの練習風

レッグスルーで終わらせない次につながるプレイを見越すためには足を前後左右に動かせる練習をした方が良いでしょう。動画を見ていただけるとわかりますが、ドリブルがまだおぼつかいない子ども達も常に動きながらのドリブル練習をしています。

カラダを左右に振れないバックチェンジは曲芸止まり

カラダを全く動かさずにその場でバックチェンジしても、ディフェンスは反応しません。ただ見てるだけ。バックチェンジはディフェンスとの間合いが狭くクロスオーバーで方向転換できないときに有効なスキルです。

U10世代おすすめ練習メニューバックチェンジ
・バックチェンジは左右にピョンピョンはねる
足を止めずに右に左にピョンピョンはねる(サイドステップ)を含めた練習をしましょう。

慣れてきたら小さいステップと大きなステップを交互にやってみましょう。その際には正解を決めて手取り足取りではなく、子ども自身に自分に合ったステップの感覚で練習させ、ディフェンスを置いた練習で感覚を養わせてみましょう。

トップスピードでできなければビハインドはいらない

ビハインドは腰のハンドリングが上達すれば比較的に習得しやすいスキルです。ミニバスの試合でもビハインドを使う小学生をよくみかけます。ですがほとんどの子どもはスピードにのれずに、ビハインドでディフェンスを抜ききれずにいます。

U10世代おすすめ練習メニュービハインド
・ビハインドの練習は常にダッシュ!
ダッシュした状態で失敗するのであれば、試合で使えるレベルにないと思っていいでしょう。何度も失敗を繰り返し子どもがダッシュした状態でどの位置にボールを落とせば抜き切れることができるか感覚を身につけさせましょう。
全てのスキルに共通すること

CHECK!

常に前を見る(ルックアップ)

ボールを見ながらの練習は、ボールを見るクセをつけてしまう。緊張感のある試合では無意識にクセが出てしまうでしょう。それではディフェンスがどっちに動いて、どっちから抜けるのかすぐ判断できません。最初からボールを見ずに前を見てドリブルをするクセをつけましょう。

CHECK!

自分のリズムを作る
子どもに対して大人がレッグスルーを教えるときに間違ってしまうのが、正確さと速さ(強さ)求めてしまうことです。例えば「何秒以内に20回連続でやろう!」と子どもに言うと、子どもは速さを求められていると勘違いし、ドリブルの範囲が狭くなるばかりか、カラダに余計なチカラが加わり固くなる。さらに動きに柔らかさを失ってしまいます。結果、次の動きが遅くなってしまいます。

そして、強く突くことはかなりの疲労を伴います。体力のない子どもは長い時間練習を続けられないということです。反復練習が最も重要なバスケットボールのドリブル練習ではこれを最初に教えるのは避けたいですね。

正確さは練習量に比例します。ドリブルスキルの情報を子どもに詰め込もうとしても頭とカラダが理解するのは短時間では難しいでしょう。

まずは子どもの動きに合ったリズムを作らせることの方が重要です。子どもの理解しやすい動きをリズムの擬音で教えてみましょう。例えばレッグスルーであれば、サッ!(レッグスルー)タッタッ!(足を前に動かす)のようにリズムで覚えることにより、言葉の説明や、目の前でお手本を見せるより効果的に子どもは習得できると思います。そのリズムを早くしていけば、自然と強く突くことを覚え、失敗するのが嫌な子どもは正確さを身につけていきます。

正確さと速さ(強さ)は子ども自身が必要に迫られてはじめてできることだと思ってください。1on1で格上の相手にレッグスルーが遅くて抜けなかったり、試合で失敗したりして自分で考えて答えを出す方が、練習の取り組み方も自然と変わっていきます。

練習時間はどれくらいやればいいの?

フレッシュ世代の10歳以下であれば、レッグスルーをしながらコートのエンドラインからエンドラインまでを1往復するだけで少し息があがってしまう子どももいるでしょう。失敗してボール走って取りに行けばなおさらです。集中が途切れた状態で長い時間練習しても身につきません。1回の練習を長くするより、各スキルを5分でも毎日欠かさずに練習した方が上達が早いのです。これは全ての練習に言えることなんです。

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